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オーキューキュー
◆あじき堂は2020年5月より石臼挽き自家製粉による蕎麦粉の製造が可能になりました。玄蕎麦を仕入れ、管理し、自店で電動石臼により製粉しています。
細かく挽いた福井県産の蕎麦と粗めに挽いた北海道産の蕎麦をブレンドしています。
挽きたての蕎麦粉で打つそばをお楽しみいただけます。
◆舞鶴若狭自動車道 綾部ICから当店までの途中写真をアクセス内に掲載しています。
◆営業は毎金・土・日・月曜日の週4日間(2018年10月より金曜日も営業)
11時~15時までです。
夜は予約制です。
夜営業については6名様以上のご予約があるときのみ通常のメニューでお召し上がりいただけるようにいたします。営業日当日の14時までにお電話いただきましたら、ご対応いたします。
10月から翌4月までの夜は予約制の鴨鍋のお接待もあります。食材調達の都合上ご予約予定日の5日前までに電話にてご連絡いただけますと、たいへんありがたいです。
時々開催の予約制夜営業、天もりナイト・かきあげおろしナイトなど昼営業ではご用意できない天ぷらとそばをイベントにしてご案内できる日を設けております。
グループでのお食事会に蕎麦コースもご提案しています。
前菜とそば数品を量を調整してご予算に応じてご用意いたします。時々ご利用いただく料金設定は2500円~3500円の範囲(お飲み物別)が多いです。ぜひお仲間どうし、ご家族でのお食事会にあじき堂の蕎麦コースもご利用ください。ただしこちらについては一見さんはご遠慮いたします。
毎月の営業こよみについてはこちらをご覧ください。
そば処 あじき堂
〒623-0343
京都府綾部市志賀郷町町ノ下31
090-8099-6422
◆店主が破損したスマホは修理から戻りました。データもアプリも損傷なく戻りましたので、今までどおり連絡を受けることができます。LINEもできます。ご心配ご迷惑をおかけしました。
◆令和6年秋収穫の新蕎麦入荷いたしました。北海道清里産に続きましては福井県産の早刈り蕎麦です。脱皮後の粒は緑色です。
◆ただいま飯ものは令和6年産自家栽培米で炊き込み飯です。
◆季節の蕎麦【胡桃そば】は11月もご用意いたします。
◆11月は夜営業が4コマあります。いずれも予約優先売り切れ御免。
久しぶりの【餡かけ揚げ蕎麦ナイト】15・16 終了
そして蕎麦屋のおでんが食べられる【おでんナイト】29・30
◆8月お盆以降、軍鶏蕎麦の代わりとして鴨つけそばをご用意しておりましたが、11月10日より再開いたしました。
◆鴨南蛮そばは気温が高いので、もう少し寒くなってからご用意いたします。
お知らせはInstagramでも発信しています。
タイムリーな情報はこちらでご覧ください。
@sobadokoro_ajikidou
約1年半ぶりの餡かけ揚げ蕎麦ナイトは15日・16日
ほぼご予約でお席は埋まっておりますが、若干の空きがありますのでお問合せください。
半年ぶりのおでんのある夜営業は29日はご予約満席となっております。
30日はまだ空きがありますのでお問合せ下さい。
2024.11.2
いよいよ今年も新秋蕎麦が出回る時期となりました。
当店では3年前よりご縁のある北海道斜里清里町の玄蕎麦を契約にて少量仕入れています。
こちらは清里町ご出身の女性が綾部に移住されて新規就農され農業を生業として、ご家族で暮らしておられます。彼女のご実家が蕎麦の産地であったことからつないでくださり、あじき堂でもこのご縁から清里のそばを使うようになりました。
北海道の蕎麦は本州の蕎麦に比べると収穫が早いため、入荷も少し早くなります。当店がメインで使っている福井県産のものが手に入るまでのわずかな期間に清里産のものをメインに使っています。
優しい色合いと香り、そしてもっちり感を楽しむことができる良い蕎麦です。
2024.9.20
以前こちらHPの年頭に能登半島地震の支援について述べました。
私たちが長きにわたり関りをもってきた輪島市与呂見在住の作家、江崎満さんをはじめ村人へ多くの方から支援のお気持ちをいただきました。あじき堂も呼びかけ人の一人として与呂見の皆さんに修繕再建のため、そして生活の支えになればと義援金を募りました。
なにをもってそれが充分な支援であると言えるかは、現地に行っていない私は分からないわけですが、暮らしている皆さんの様子や言動を感じるたびに、わずかながらでも生きる力の支えになれたのではないかと思いました。先は長いと思いますが、希望をもって生きていけるように今後も力になれたらと思います。
地震から9カ月が経過しました。
江崎さんは2年周期で京都嵐山の奥の清滝にあるギャラリーテラさんで木版画と焼き物の展覧会をされるために能登から出てこられています。
さすがの江崎さんでも今年の展覧会は制作活動ができるだろうか?今回は無理ではないかと心配していましたが、それは余計な心配でした。
早いうちから江崎さんは9月の展覧会に目標を定めて、村の復旧作業に従事され作品を作ってこられました。
底力を見せつけられました。
9月20日~29日まで作品とともに江崎満さんは全日在廊されています。
ぜひご本人から能登のこと、江崎さん周辺のこと、作品への思い、聞き出してみてください。
あじき堂は24日と25日両日、出張蕎麦で伺います。ギャラリーテラさんでお召し上がりいただけます。メニューはおろしそば1品です。
こちらはお持ち帰り用に作り始めた揚げ蕎麦です。
打ち立ての二八蕎麦を太切りにしてすぐに揚げ油で揚げます。
決して売れ残ったそばを揚げるものではありません。
打ちたて常温の蕎麦を揚げることで、空気をより多く含む蕎麦は風味を保ち、ふわっと仕上がります。
冷蔵庫で冷やして落ち着かせてしまうと密度が増すので少し硬さを感じますが、打ちたての蕎麦で作ると食感は全く違ってきます。
そして太く仕上げることで揚げムラを少なくすることができます。じっくり揚げています。
揚げ油は福岡県にある平田産業さんの非遺伝子組み換え菜種を圧搾製法により製造されたものです。
北海道で栽培される菜種油の赤水をと、もう一種類オーストラリア産菜種を精製した菜種油2種類をブレンドして使っています。
1袋に2個入り 直売特価@450円
eo光チャンネル
吉本興業所属兄妹コンビのビタミンSさんの街ブラ番組
「ビタペディア」にてあじき堂も紹介されます。
6月5日より放送開始予定
web eo光チャンネルHPでは2か月間動画視聴可能となっています。
加入されていない方もご覧いただけますのでぜひ。
綾部に来られたお二人が市内を訪ね、全編と後編に分けて放送されます。
前半は宗右衛門珈琲高津店・あじき堂・ひと粒といった飲食店を
後半は6/12よりシャンプーハットのてつじさんをゲストに招いて、綾部市役所や綾部バラ園、そしててつじ亭あたりを案内するようです。
ビタミンsのお二人、ほんとに元気溢れた楽しいトークで現場がパッと明るくなり、笑顔いっぱいになりました。そばをすする音が最高に気持ち良かったです!
こちら無事に開催いたしました。平日の火曜日、しかも雨模様でありましたが、そば屋単独の土日に匹敵するような多数ご来店でたいへん盛り上がりました。ご利用くださった皆様に心より感謝申し上げます。次回はどのようなお知らせができるか未だ決まってませんが、必ずや次回を!と思っております。
3月26日は定休日ですが春を楽しむための時間を設けたいと思い、胡桃cotouの智子さんと寒いうちから相談してきたことをしてみたいと思います。
普段はしていないこと、できなかったことを遊び気分で。
胡桃cotouの智子さんのスイーツとハンドドリップされる珈琲の美味しさはもうかれこれ7~8年前から知っています。そのクオリティーは今も変わりません。
綾部に移住されてからはご自宅に工房を設けて菓子を製造し、ゆかりあるお店に納品されています。
その納品先はあじき堂店主が尊敬するそば屋さんだったりするので、これまた凄いなあと思っています。
胡桃cotouの智子さんとあじき堂のコラボは初となります。
あじき堂が開店してからこの店舗内で蕎麦ランチをご用意するのも初めて。
蕎麦ランチのアフターに珈琲をお召し上がりいただけるのも初めて。
そしてさらに当日は洋裁が大好きで、数々の作品を作ってこられた綾部在住のKumiさんがは初めて作品を披露しお買い求めいただける機会を作ります。
今回はエプロンが多いかもしれません。kumiさんご本にによる布小物展示販売も合わせてお楽しみください。
いつも違う火曜日のあじき堂をお楽しみいただけます。
こんな提案がまたできるかどうかを探るためのお試し企画です。
蕎麦ランチは11時~の枠と11時30分~の枠のみお席のご予約を受け付けます。
胡桃cotouの茶華はご予約受け付けずフリーでご利用ください。
蕎麦ランチはおろしそば・ごまそば・とろろそばの3品からお選びいただくお膳仕立てのセットメニュー1品のみになります。
そばの量は小盛りになります。その他の蕎麦メニューや1品メニューはご用意いたしませんのでご注意ください。
蕎麦ランチだけお召し上がりの場合は1200円
胡桃cotouの茶菓セットと合わせてご注文くださる場合は蕎麦ランチ200円引きの1000円になります。お得感あり!
皆様のご利用ご来店をお待ち申しております!
年が明け、営業が少し落ち着いた時期に毎年開催している十割そばフェア。
特別なことはありません。ご用意している蕎麦すべてが十割そばになります。
通常はつなぎ1割を入れる一九そばですが、寒い時期に蕎麦をゆっくりお楽しみいただけるようにと思い、つなぎを入れずに蕎麦粉だけで打っています。
福井県福井市産細挽き8割と同じく粗挽きにして2割を合わせて打ちます。
これとは別で手挽粗挽き十割そばは「舞鶴大丹生」の蕎麦を。
この機会にぜひおいでください。
2024年1月16日にとりいそぎ第一弾の義援金を与呂見龍昌寺の当座に送金致しました。
それも合わせて1月末までにあじき堂でお預かりした義援金は約20万円となっております。
遠くの人たちを思いながらも、私たちは今に感謝して、自分たちなりにできることに最善を尽くす毎日です。
どこかとくに国内で大地震が起こると、同じような気持ちになるのですが、能登にはつながりもあるのでどうしても強くなります。
遡ること21年前、我が子誕生を喜んだ私たち夫婦は貯めていた500円玉貯金なんぞを握りしめて、輪島市三井町与呂見に暮らす江崎満さん宅に版画(母神)を買いに走りました。
その時、江崎さんが撮ってくれた当時の私です。わたし30歳、つやつやキラキラしてるなあ〜
名前に風(楓)の漢字が入る息子誕生の記念にと、ほう風がふいてきたの版画をくださったことにも感激した顔。
ほんとに懐かしい懐かしい若い頃の思い出も、未だに手元にある作品がその頃の気持ちを思い出させてくれる。
間違いなく、そこに行った理由や感情が心には残っている。
貧乏暮らしは今も変わらないけど、心は豊かに暮らしている、つもり。
当時も今も変わらず、静かに、私たちに力を注いでくれる作品、そして作り続けている江崎満さんやともに暮らす村の仲間たちが2024年元日に被災した。
あじき堂開店以降、嵐山の奥の清滝ギャラリーテラさんで開催される江崎さんの展覧会に出張蕎麦しに行くのも当時からの関わりがあってのこと。
今となっては出張蕎麦屋するのはこの時だけだ。
今年9月にまた清滝で!と相談できた矢先の大地震。
まだ江崎さんに直接状況確認したわけではないけど、集落の様子は伝わってきている。
個人ができる公の支援の窓口は迷うほどあるので、私たちあじき堂としては、ダイレクトに与呂見へ届けたいと思う。
すでに与呂見への義援金の窓口は立ち上がっているとのこと。
あじき堂として皆さんにお願いはしませんが、でも今まで江崎さんはじめ、与呂見村に縁があったあじき堂つながりの方々には、お知らせ含め少しでもご協力いただけましたら。
直接届けたい方には情報お伝えします。
あじき堂でお預かりして一括して送ることも可能です。
もちろんお名前や金額はお伝えしますので。
新しい一年の始まりには辛い大地震となりました。
能登半島をはじめ、北陸各地被災されました皆様におかれましては心よりお見舞い申し上げます。
また、お亡くなりになられた多くの尊い命に対しご冥福をお祈りいたします。
避難生活をされてる皆様が一日も早く穏やかな暮らしにもどられますことを心より願っております。
謹賀新年
喜ぶに喜べない状況です。
新しい年が以降落ち着いて過ぎていくことを願います。
一日一日を大切に、与えられた使命を務めてまいりたいと思います。
本年もご愛顧のほど、何卒よろしくお願いいたします。
そしてお客様皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。
昨年同様に1月と2月は金曜日を定休にいたします。
予定では2月23日祝日より、通常通りとし金土日月曜日の営業に戻します。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
追記:こちらは1月末で完売しました
手刈り天日干しの蕎麦を仕入れることができました。
以前より栽培された方とは交流があったのですが、10月に久しぶりに店に立ち寄ってくださった際に今年の蕎麦の栽培、収穫の様子をお聞きして、もしいただける量があるようでしたらあじき堂にもとお願いした次第。大江町で栽培された蕎麦に触れるのは私自身初めてのことですが、それが天日干しとなると、期待が膨らんでしまいました。
石抜きや磨きを経て、当店所有の石臼にて手挽き粗挽きし、十割そばでメニューに加えることができました。11月24日よりラインナップします。
食してみた店主の感想ですが、あまり大きな声では言えませんが、あらゆる蕎麦を扱ってきた中で、過去最高レベルの風味、味わい、そして色です。こんな比較的近い地区でこんなにグレードの高い蕎麦を栽培されている方がいたというだけで嬉しくなります。
少量ですが、毎営業数量限定でご用意できればと思っています。
2023年10月は北海道石狩産の新蕎麦がメインになりましたが、その次はこちら北海道斜里郡清里町の牡丹蕎麦が入荷しました。清里町蕎麦生産組合の新蕎麦はとても優しい色と風味があります。11月はこちらの玄蕎麦を細挽きにして打ちます。
写真はありませんが、12月より福井県福井市産の玄蕎麦を入荷しております。
以降メインの細挽きはこちらの新蕎麦になります。
当店でお使いいただいている箸は大分県日田市にある小関工芸のやまご竹箸です。
お客様の満足度も高く、私どもとしても良い箸に出会えたものだと嬉しく思っています。
何年か前から時々仕入れ販売はしておりましたが、発注してから納品まで約半年の待ちがありますので、わずかなある期間だけ販売してきました。
今年は10月に届きましたので、早速あじき堂でもおすそ分け程度に販売しています。
年始現在、あと15膳販売できます。
次回はまた夏頃になるでしょうか。
いつの間にか紙媒体の地図の存在が薄れてしまい、店主も軽く20年以上道路地図を購入していなかったことに気づいた。このツーリングマップルを利用しているライダーは多いようで、しばらく手で書き加え、何年もボロボロになるまで使い込み、ある時新しいのと切り替えるとう。
今はネットにつながるスマホがあればどこにでも行けてしまうけど、地図をめくることで広がる世界もある。バイクに乗らない店主も掲載を機に久しぶりに地図を買った。若いころにあちこち車で走った思い出や、知らない土地を想像する楽しみを久しぶりに味わっている。
綾部志賀郷にうどん屋とそば屋がそれぞれ1軒づつあり、その両方がツーリングマップル関西に掲載されたことがとても嬉しい。
こちらのワークショップはどちらも無事盛況に終りました。
ご参加くださった皆様ありがとうございました。
2024年、あじき堂のwsは企画します。日程調整中です。ご案内までしばらくお待ちください。
あじき堂がある綾部志賀郷地区には日本蜜蜂の養蜂にたいへんお詳しい志賀さんがおられます。
ご両親が中心になって活動されてきたことに、さらに今ではご子息とまゆさんが加わり、YouTubeでの動画発信が注目を集めておられます。あじき堂でも週末養蜂家さんの蜂蜜を販売していることから、先日そば屋の紹介動画を撮りにいらしてくださいました。ありがたいことです。
ぜひ週末養蜂の蜜蜂にまつわる数々の動画をご覧ください。きっと世界がひろがります。
2021.9.28
当店に足をお運びくださるお客様は綾部市特別市民制度をご存じの方は多くないかもしれません。
ふるさと納税とは別で平成11年よりスタートした制度で、綾部をこよなく愛する方へ年会費1万円で会員になっていただき、綾部の特産品のお届けや、ご来綾の際に施設や飲食店での割引などのサービスを受けることができるとてもお得な制度です。とくに綾部ご出身で現在は他府県にお住まいの方には綾部の風土を味わっていただけるのではないかと思います。
あじき堂は店舗営業をはじめた2015年より前から、ポチポチそばぼーろ1品に絞って商品をエントリーし、以降毎年お仲間に入れてもらっています。
令和3年度は2月発送予定(第3回目)のゆったりセットという選択セットのBoxに入れてもらうことになっています。
ネットショップが当たり前になり、今となってはコロナ禍でオンラインでの買い物が日常になっていますので、この特別市民制度にエントリーされている商品も直接手に入れることは可能でしょう。
つまり特別市民制度で知ることになる綾部の産品を気に入ったなら、その後も直接、それだけをリピートすることだってできるんですね。
そういう意味では、お気に入りを見つけるきっかけになったらまた楽しいのではないかと思います。
情報や商品が適時にご自宅に届くという楽しみ!
ぜひ、綾部に移住を考えておられる方や、故郷を離れて遠くで頑張っておられるあなた、綾部が好きで時々訪ねてくださっているお客様にご入会いただき、違う綾部の魅力を見つけていただけたらと思います。
いよいよ市内では稲刈りも終盤に。
今年度の9月の基本産品は、あじき堂すぐ山手にドーンと施設を構えておられる、かかりつけ米農家の井上吉夫さんの新米5kgが発送されているようです。
そして9月発行のNews Letterにあじき堂をドーンとご紹介くださいました!
あじき堂にもたくさん置いていますので、ぜひお手に取ってご覧いただきお持ち帰りください!
2020年9月1日UP
2020年に入ってから、開店5周年を迎える5月はじめには、念願の自家製粉をスタートさせようと思って準備していました。新型コロナウイルス感染症対策で1か月以上の自粛休業を決めましたので稼働は遅れました。しかし休業中であっても発送やテイクアウトのそばで使える状態までテストできました。
昨年は栽培できませんでしたが、移住してきてからは毎年のように蕎麦の栽培も少しだけできていましたので、その後工程でどのようにすれば蕎麦粉にできるかということは経験上わかっていました。
現在は福井県産と北海道産の玄蕎麦を仕入れ、それぞれ細挽き、粗挽きにひき分けて、打つときに配合を決めて打っています。
幸いにして私たちはそば店を営業しながら小規模農業もできています。
つまり農家そば屋ですので、農家の延長線上にある田舎の蕎麦屋としての良さが出せます。ただ、蕎麦を自家栽培して1年間使う分をまかなうまでは想像ができませんので、今はおられないですが今後この地域内で蕎麦栽培を手掛けてくださる農家さんが現われることを願っています。
6年目のあじき堂は扱う蕎麦粉がすべて自家製粉になり、今までとはちょっと違いますよ!というお話でした(笑)
綾部で先代の鶏舎を受け継いで、新たに自らの考えで地鶏を育てている若いご夫婦がおられます。
蓮ヶ峯農場の峰地さん。
以前、販売されている卵を口にした時に、あまりにも純粋な味に驚いたことを覚えていますが、昨年からでしたか、軍鶏を販売されると知って気にしていました。
店主はちゃんと育てられたほんとうの地鶏(まがいではなく)、さらには軍鶏を食したことがあるだろうか?まずは食べてみたいと思い、心して1羽取り寄せました。この軍鶏なら前から少し想っていた食べ方が合うのではないか…
試してみたかったのです。
ただ、正直気軽に買うことができる価格では
ありません。それだけの時間、エサや手間ひまがかかっている…
でも食してみると美味しいだけでなく、納得の感動がありました。
なんとか形にしたいなあと試行錯誤し、昨年11月からメニューにしたかったのですが、出汁を仕上げるのと、狭い台所でどのように動きを組み込むかを思案しているうちに年を越してしまいました。2月から静かにスタートして、ようやく経緯や説明をしています。
しゃも蕎麦のつけ汁は昆布や干し椎茸、3種類の節類からとった出汁に、自分でも美味しくてビックリした軍鶏のガラスープを合わせて、当店のかえしで味を整え、少し甘めに仕上げています。軍鶏と少しだけささがきごぼうと焼きネギが入ります。お好みで山椒をパラッと。
熱々の軍鶏出汁に冷たいそば又は熱々の湯だめのそばをお選びください。
通年でご用意いたします。
当店の単品そばとしては一番の価格になりますので、さあみなさん食べに来てください!とは言えません。でも、これ、峰地さんが軍鶏を育てておらられるうちは続けたいなあと思います。
しゃも蕎麦 1400円
あじき堂でお客様にお使いいただいている箸は、大分県日田市に工房を構えておられる「やまご箸店」に作っていただいております。現在は注文してから3か月ほど待ちますが、とても使いやすく、当店のそばをお召し上がりいただくのにぴったり箸だと思っています。
福岡県朝倉市や大分県日田市で管理し育てられた樹齢3年以上の丈夫でコシの強い竹を使用し、塗料・漂白剤・防腐剤などの薬品を使わず手作業で作られています。
釜茹でして竹の油や水分を抜いてカビを出にくくしているそうで、当店は週3日とはいえ2年間使い続けていますが、カビが発生したものはありませんでした。
裏側にはこのような屋号の焼き印が。
パッとみると「金」・・・よく見るとそうではありませんね。
やまご箸店の屋号、山に五とわかります。
今年7月上旬に発生した「九州北部豪雨」により、やまご箸店の周囲は大丈夫だったそうですが、1kmほど離れた別の谷は甚大な被害をうけたそうです。また竹林の被害が計り知れないようで、5年前に受けた豪雨災害からようやく整備して良い竹が採れるようになってきたところだっただけに、今後の材料の調達が不安だとおっしゃっていました。
周囲が大変な状況であるにも関わらず製造してくださり、8月末にお願いしていた箸が届きました。
少しですが販売したいと思います。
ご自宅用にお求めの方はお声掛けください。
頻繫に使うことが一番カビの発生を抑えることができるようです。
今回は25~30膳販売いたします。
◆そば用箸 23cm 価格 950円(1膳)
2019年9月現在 販売用の在庫はなくなりました。
2020年11月現在 発注をかけています。入荷まで半年待ちだそうです^^2021年春入荷予定
2021年春に入荷した箸の販売は終了いたしました。次回発注に向けてご予約承ります。
朝日が窓から差し込んで、青い畳がますます輝いて見えます。
緊張を感じながらも、清々しい気持ちでこの朝を迎えることができました。
2日間のプレオープンを終えて、いよいよ、今日からあじき堂の新しい一歩を踏み出しました。
外から見れば古い町屋ですが、古民家のがっちりしたイメージよりも、生活感のあるこの建物。
狭いスペースを有効に使っておられてたのだろうと想像します。
このお家を蕎麦屋として活かす決心をして8か月でここまでたどり着くことができました。
たくさん・たくさん・たくさんのお祝いを皆々様から頂戴いたしました。
お礼の言葉も届けられていませんが、温かで華やかなスタートができましたことに厚く御礼申し上げます。
GWは6日まで続けて営業いたします。
たくさんのお花と共に皆様のお越しを心よりお待ち申しております。
綾部・志賀郷 そば処「あじき堂」の営業時間は11時~16時(当時)です。
駐車場は店舗横に7台分(当時)あります。 2015.5.2
開店日を5月2日といたしました。
ですが、設備什器あらゆるものがこの場にあわせて新調・調整したものばかり。
このままオープンするわけにはいかない。
近しい方々をお招きしてプレオープンをすることにしました。
新しい場所で蕎麦を打つことができました。
これができたらちょっと心も落ち着きますね。
こちらはそばを打つ部屋です。
どこを見ても並行と垂直があるのかないのかの錯覚に陥る不思議空間。
天井には黒谷和紙作家ハタノワタルさんの柿渋染めの和紙を、農家民宿「ぼっかって」の主、アキフミキングに施工依頼して、隙間なく貼っていただきました。
丁寧な「しごと」を自分の頭上へ。
古民家で難儀することもおおいですが、こういう提案もできる面白さがあります。